2025-07

日本映画

『からっ風野郎』

なんと東大の同級生、主演三島由紀夫 監督増村保造による意欲作 総料理長、増村シェフの華麗なる手さばきとチームプレイ 1960年大映 監督 増村保造。主演の三島、周りの演技巧者(船越英二、志村喬、若尾文子ら)による受けの芝居に助けられた。
日本映画

『今日もまたかくてありなん』

十七代目 中村勘三郎主演の異色作。リアリズムを凌駕する作家の自我 ついていけるか行けないかは、あなた次第 言葉以上に「絵」で魅せる木下恵介作品を噛み締めて味わう 1959年松竹 監督 木下恵介。心情を投射した映像美に酔いしれた者勝ち?
日本映画

『地獄』(1960年)

ファウスト天知茂は新境地、メフィスト沼田曜一の代表作 新東宝終末期の狂宴で魅せた、実は文学青年 中川信夫の真骨頂 1960年新東宝 監督 中川信夫。観念的な物語にシフトせずビジュアル的にインパクトのある画が連綿と続く全く弛緩のない仕上がり。
日本映画

『嵐を呼ぶ男』

スターダムを駆け上がる、恰幅良くなる前のシャープな石原裕次郎 演技開眼への途上期 芝居はリズムとメロディとハーモニーの融合と体得す 1957年日活 監督 井上梅次。演技はともかく歌がとてつもなく上手い裕次郎。憂いのある歌声に聴き惚れる。