日本映画

『直撃!地獄拳』『直撃地獄拳 大逆転』

千葉真一を得たアバンギャルド石井輝男の真骨頂、というかやぶれかぶれ? 1974年東映 監督 石井輝男。石井監督とにかく遊び楽しんでいる。演者もノリノリ。その中でひとりアクションに徹するのはさすが我らが千葉ちゃん。
日本映画

『男はつらいよ』

山田洋次の職人技が冴える、この凝縮感がたまらない!渥美清の運命を決定づけた第1作。 1969年松竹 監督 山田洋次。本作の成功のカギは3つの濃密な話を90分余りの、映画としては決して長くない時間にエンタメ性、クオリティを保ち凝縮できたことか。
日本映画

『にっぽんぱらだいす』

隠れた名作! 軽快なタッチでなおさら際立つ、仄暗い夜の女の世界の縮図。香山美子の役者根性! 颯爽と監督デビューのセンス光る前田陽一。 1964年松竹 監督 前田陽一。香山美子の輝かしい名演の記録。代表作と言っても過言ではない。
日本映画

『エノケンの青春醉虎傳』

トーキーの申し子、エノケン時代の幕開け、本格主演第1作。 1934年 P.C.L 監督 山本嘉次郎。 浅草の人気者、エノケンのお披露目興行の趣向。なので筋書きよりもその芸をたっぷり堪能できるよう、幾つも見せ場を作り畳み掛けるように進行。
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『喜劇 とんかつ一代』

さしもの川島雄三も大苦戦?森繁、加東、フランキー、のり平、山茶花・・「手だれ」を相手に天才シェフ川島は料理の腕を発揮できるか? 1963年東宝 監督 川島雄三。ごった煮の寄せ鍋にせず、観客を飽きさせない程度に役者に見せ場をつくる手腕を発揮。
日本映画

『港の日本娘』

”助走期”清水宏監督作品 無声映画の「無」をいかに補完するか? 1933年松竹蒲田 監督 清水宏。ビジュ重視の監督にうってつけの配役。ドイツ表現主義の影響を受けた実験的な手法とも言えるが「影響を受けた作品からの影響」か。
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『殺人狂時代』(1967年)

紆余曲折あって主演 仲代達矢となったが・・「抜け感」の難しさ 1967年東宝 監督 岡本喜八。スピーディな展開でテンポよく、洋楽カバーのバタ臭い仕上がり。ラスト近くの戦闘シーンは、あれよあれよの展開で岡本喜八ここにあり、の感なのだが。。