日本映画

『虹をわたって』

天地真理よ永遠なれ! 監督前田陽一の良心作 1972年松竹 監督 前田陽一。天地真理、明るい中にも憂いのある表情、垣間見せるふとした仕草など、なぜか惹かれる。昭和を代表する不世出のスーパーアイドの最も輝いていた時代がここにある。
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『顔役』

“俳優”アイ・ジョージの残影、高倉健「第1幕」の終演 1965年東映 監督 石井輝男。健さんは赤いベストがトレードマークで口笛吹いて登場したりウインクしたりだが意外にもハマり役。鶴田浩二は義理人情の任侠道にどっぷりな古いヤクザでこれもいい。
日本映画

『花と嵐とギャング』

鬼才 石井輝男監督×主演高倉健による東映アクション映画の金字塔 1961年東映 監督 石井輝男。高倉健の若き日の姿に刮目。爬虫類的な殺し屋 江原真二郎、好色で陰険なボス 佐々木孝丸、鉄火場の母 清川虹子と役者は揃った。後は颯爽と突っ走るのみ!
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『ギャングの帝王』

復活の狼煙を上げた東映「ギャング」シリーズ “本物”安藤昇に賭ける! 1967年東映 監督 降旗康男。安藤昇、頰にはリアルな刀傷、その陰鬱な表情から発せられる低声は凄みを増す。芝居がうまいとは言いがたいが、その体型(意外に小柄)を十分カバー。
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『次郎長社長と石松社員 安木ぶし道中』

中村賀津雄×進藤英太郎による“東映”サラリーマンもの という変化球が芯を喰う 1963年東映 監督 瀬川昌治。中村賀津雄は本当はこっち(ライトコメディ)に本領を発揮する人だったのかも。何か生き生きと楽しそうに演じている。
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『吶喊』

中期「岡本喜八ワールド」の佐藤允ロス 1975年ATG 監督 岡本喜八。「使命感」が頭をもたげた岡本監督、エンターテイメントとの相剋の問題が浮上。主演 伊藤敏孝は同作の「佐藤允」となり得るか?スター性の問題も浮上。